
4Kリマスターで出会った、静かであたたかい“リンチらしさ”

↑特に印象に残ったのは、主人公アルヴィンが途中で出会う人々との交流です。
若い家出少女との語らい、同じく高齢の退役軍人との会話、親切な農家の人々。
大きな事件は起きないけれど、一つひとつの出会いが、人生そのもののように静かに積み重なっていきます。
そしてラスト。
兄との再会は、派手な感動演出があるわけではなく、ただ、二人で夜空を見上げるだけでした。
でも、その静けさが、これまでの道のりの重みをすべて物語っていました。
派手さはないけれど、じんわりと心があたたまる一本。
まだ観ていなかったことを少し後悔しつつ、今このタイミングで4Kリマスターで観られたことを、ちょっと嬉しく思いました。
ロードムービーが好きな方、そして「ちょっと違うリンチ」を観てみたい方に、ぜひおすすめしたい作品です!

